夏・なら燈花会(とうかえ)

夏・なら燈花会(とうかえ)

世界遺産に囲まれた奈良公園一帯で行われる夜のイベント。
もうすっかり夏の風物詩になった「なら燈花会」は、今年も奈良公園周辺を会場として行われます。
2万本以上ものろうそくが点火され、また随所にある歴史的建物がライトアップされる中、あなたを幽玄の世界へと誘ってくれます。

コース番号01-J00
所要時間約2~3時間
歩行距離3.5km
対象期間8月
利用交通機関

コースは一例です。
ご希望に沿って自由に設定できます。

日時:8月5日~14日 19:00点火~21:45頃まで
会場:奈良公園周辺10会場

※雨天の場合など、
天候により中止になる場合があります。
お問い合わせは、「なら燈花会事務局」まで。
電話:0742-21-7515、FAX:0742-21-7520 info@toukae.jp
「NPO法人 なら燈花会の会」 https://www.toukae.jp/index.html

このコースの概要

みどころ
浮見堂会場

<舟灯りのエリア>
鷺池を縁どるろうそくの灯りの中に、浮見堂が黄金色に輝きます。灯りが点された小舟に揺られながら、水面に鮮やかに映し出された浮見堂を愛でるのもいいでしょう。

浮雲園地会場

<満天のエリア>
浮雲園地一面に広がるろうそくの灯りは、まるで満天の星空のよう・・・。この会場ほか数ヵ所で、ろうそくの点灯に参加していただけます<1客1燈>。あなたの願いを灯りに込めて点してください。

春日野園地会場

<憩いのエリア>
音と光の饗宴を楽しんでいただけます。

参考コース順路(一例です。)

場所内容
近鉄奈良駅出発場所
 徒歩移動15分
猿沢池と五十二段会場<ホタルのエリア>
 徒歩移動すぐ
興福寺会場
 徒歩移動20分
浮見堂会場<舟灯りのエリア>
 徒歩移動10分
浅茅ヶ原会場<竹灯りのエリア>
 徒歩移動20分
浮雲園地会場<満天のエリア>
 徒歩移動10分
春日野園地会場<憩いのエリア>
 徒歩移動15分
東大寺鏡池会場
 徒歩移動15分
奈良国立博物館会場<月灯りのエリア>
 徒歩移動30分
近鉄奈良駅終了場所
 ← 左のマークの場所では、トイレをご利用いただけます。

耳寄り情報

◎ 「燈花」とは、灯心の先にできる花の形のかたまり。燈花ができると縁起がいいといわれています。「なら燈花会」を訪れた人々が幸せになるように・・・と、願いを込めてろうそく一つ一つに灯りを点します。1999年に誕生した「なら燈花会」は、広大な奈良の緑と歴史の中にろうそくの灯りがとけ込み、人々にたくさんの感動を与えてきました。真夏の10日間だけ、古都奈良にろうそくの花が咲きます。
◎ 8月14・15日は、次のような伝統行事も行われます。「なら燈花会」と一緒にお楽しみください。

14・15日 「春日大社 中元万燈籠」(19:00~21:30)

春日大社の参道から境内に並ぶ約3000基にも及ぶ燈籠すべてに灯が入ります。石燈籠が整然と並ぶ二ノ鳥居から神苑付近、釣り燈籠が並ぶ朱塗りの回廊などは、王朝絵巻を見るようです。(お問い合わせは、「春日大社」/ 電話:0742-22-7788)

15日 「東大寺 万燈供養会」(19:00~22:00)

大仏様に燈火をお供えして、諸霊を供養する年に一度の法要です。中門をくぐると観相窓から大仏様のお顔を拝むことができます。また、大仏殿までの参道が2500基の燈明に照らし出され、幻想的な雰囲気をかもし出し、まさに感動的な光景です。(お問い合わせは、「東大寺」/ 電話:0742-22-5511)

15日 「高円山 大文字送り火」

祭典:飛火野 18:50~ / 送り火:高円山 20:00 点火
宇宙を意味するという「大」の字は、火床が108穴、第一画が109メートル、第二画が164メートル、第三画が128メートルと、日本最大級の大きさです。
(お問い合わせは、奈良市観光センター内「奈良大文字保存会」/ 電話:0742-22-3900)